近年、SFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理支援システム)を活用する企業が急激に増えてきました。
ビジネスシーンに定着しつつあるSFA/CRMですが、プラスアルファで他の営業支援機能と連動させて利用する方法が効果を上げています。
連携システムの中でも、営業活動の大きな悩みの種であった「コンタクト先の拡大と密接したコミュニケーションの維持」を実現できると言われている、SMS送信サービスの活用事例について取り上げたいと思います。
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【SMSとは?】
言葉としてはすでに馴染み深いものとなっているSMSについて、概要をあらためて説明したいと思います。
●携帯電話から送られる短文のメッセージ送信機能
SMSとは、各携帯電話会社が提供するショートメッセージ、またはテキストメッセージなどと呼ばれるメッセージ送信機能の事を指します。
メッセージの送信にはメールアドレスなどは使われず、携帯電話の電話番号が宛先として利用されます。
●送信文字数が通常のメールより少ない
文字数制限は2021年時点で全角670文字となっています。
あくまでも、個人間のメッセージ送受信を想定した仕様であると言えます。
●SMSの名称は各携帯電話キャリアによって異なる
SMSの名称に関しては、携帯電話キャリア各社によって異なる名称がつけられています。
(例)
ドコモ:ショートメッセージサービス
au:Cメール
ソフトバンク:SMS
●技術統一化によりSMS機能が進化
以前は、SMSの送受信を異なるキャリア間で行うことは不可能でした。
しかし、現在では規格の統一化が行われ、キャリアに関係なくSMSを送受信できるようになっています。
この進化によって、SMS送信サービスがビジネス上のコミュニケーションツールとして急速に普及し始めたと言われています。
実際にどのようなメリットがあるのか、次の章で解説します。
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【SMS送信サービスとは】
●法人向けのSMS送信支援サービス
先述したように、SMSは携帯電話で送る短文のメッセージです。
SMS送信サービスは、SMSを一斉送信、大量送信を行うことのできる法人向けのサービスになります。
以前はSMSの文字数制限が70文字(半角160文字)で、企業がビジネスに関する告知や宣伝を行うには大きな制限がありました。
その後、技術的な改良があり、現在では670文字(半角1530文字)の送信が可能となっています。
メールマガジンなど、必要な内容を詳しく説明するための文字数としてはもう少し欲しいところですが、概要や要点を伝える用途は十分満たすことが出来るようになりました。
文字数制限が改良された後、さらに携帯電話キャリア間の送信制限がなくなると、スマホ普及のタイミングも重なり、SMSの強みに注目したIT企業が送信サービスをビジネス化しました。
【法人向けSMS送信サービスを使うメリット5点】
●SMSの特性による大きなメリット3点
SMSそのものが持つ、大変メリットのある特性が3つあります。
- メッセージ到達率の高さ
- メッセージ開封率の高さ
- 携帯電話番号が分かれば送信できる手軽さと永続性
ダイレクトメール郵送や、コールセンターによる電話アプローチを想像してみてください。
普段、自宅に届くダイレクトメールをどの程度、開封されますか?
突然かかってくる知らない電話番号からの電話を取りますか?
どちらも、無視してしまうことが多いのではないでしょうか。
こうしたアプローチは、見込み顧客に対して伝えたいメッセージが微塵も伝わらないで終わる確率の方が高いと言われています。
従来、これらのツールしかなかった中で、SMSは「メッセージ到達率99.9%」や「メッセージ開封率90%以上」を実現できる唯一無二のツールと言われています。
さらに、近年、MNP(モバイルナンバーポータビリティ方式)によって電話番号を変更することがきわめて少なくなりました。
つまり、電話番号情報を取得できれば、確実な連絡手段として長期間、活用できるのです。
●法人向けサービスでさらに2つのメリット
・一斉送信機能で多数の顧客に向けた送信作業時間を大幅に削減可能
SMSはスマホを使って1通ずつ入力するのが一般的ですが、SMS送信サービスを利用すれば、多数の宛先へ一斉送信することができます。
ビジネス利用にとっての最大の障壁と言われていた「1通ずつ送信作業を行う」という問題が解決されました。
・SMSをビジネスで使う時の制限を克服し、発展させる機能を付加
他にも、SMSには以下のような、ビジネス利用にとって不都合な技術的制限があります。
- 送信元の名称を記載できない
- 送信に関する情報セキュリティ対策ができない
- ビジネスとして利用するためのシステム安定性の維持に知見が無い
これらの課題を、SMS送信サービスは解決したり、緩和させてくれます。
次の章では、SFAとSMS送信サービスがどのように連動するのかを見ていきましょう。
【SMS送信サービスとSFA/CRMの連動で実現できること】
法人向けSMS送信サービスにはメリットが多数ある事をご紹介しました。
次からは、本題であるSFA/CRMと連動するメリットを、具体的な事例で解説したいと思います。
●ワールド・ファミリー社の導入事例:SMSによるサイト誘導率の劇的な向上と9割コストダウン
・導入前の企業概要と従来の悩み
事業:幼児/児童向け会員制英会話学習サービスの販売
悩み:会員の定着率は良いが、新規会員拡大のための手法で手詰まり感
従来:InstagramやTwitterなどのSNSによる発信で宣伝も効果薄
・課題「新規顧客コミュニケーション手段の改善」
- SNSでの発信は不特定多数への告知が可能だが商談に直結しない
- 会員があらたに利用サービスを拡大することは多いが新規顧客獲得が少ない
・課題に対するソリューション
ワールド・ファミリー社の保有する既存顧客会員や、展示会アンケートなどで集めた「見込み顧客」だけを抽出して、「絶対リーチ!」による一斉配信を実施。
その結果、想像を越えるレベルで顧客からの反響が増加したそうです。
具体的には以下の3つの効果がありました。
- メッセージ到達率の大幅な向上
- サイトへの誘導率が従来方式より激的に向上
- SMS配信サービスでDMによる宣伝費用からコストを9割削減
ワールド・ファミリー社で、これまでの手法と比較検証した結果、以下のような差がありました。
成果にここまでの差が出るのはビジネスでは非常に珍しく、圧倒的な効果と言えるでしょう。
提供するサービス自体の魅力が前提にあるとはいえ、ここまでの新規顧客集客率は、営業現場を経験したことのある方ならば興味を抱かれるのではないでしょうか。
・SFA/CRM連動でプッシュ型マーケティングの成果と利便性が大幅に向上!
さらに、この事例では既存の顧客会員データとのAPI連動で効果が上がったと言われています。
「絶対リーチ!」のSMS配信サービスは、クライアントのITシステムと連携してSMSを配信することが可能。
そのメリットや実績は、以下が挙げられます。
- SFA/CRM接続実績
業界大手のSalesForce社を中心に多数のSFAやCRMと連動可能
- 携帯電話キャリアを選ばずシステム構築が可能
- API(アプリケーションプログラミングインターフェース)を実装
→顧客側で連携したいシステムを自由に接続可能
- API連携は顧客開発側で行うため、開発コストが不要
詳細をお知りになりたい方は、以下のリンクをご覧ください。
※引用 絶対リーチ! 顧客導入事例 ワールドファミリー社
https://www.zettai-reach.com/case/worldfamily/
【SMS送信サービス代表製品の紹介】
●セキュリティ対策/費用面/カスタマイズに各社特色あり
本記事では、AIクロス社が提供する「絶対リーチ!」というSMS送信サービスから生まれた事例を説明してきました。
絶対リーチ!には、以下の点で強みがあります。
- 情報を取り扱う企業としての信頼を担保できること
- コスト(導入・ランニング共に)が安価であること
- 他のシステムとの連動や自社に合うカスタマイズの可否
※下図参照
※SMS送信サービス各社の比較分析報告をご覧になりたい方はこちらをご覧ください。
https://aicross.co.jp/zettai-reach/the-smart-sales/2021/08/05/sms-4/
【SMS送信サービスを自社の顧客獲得活動の新たなツールに】
SMS配信サービスについて、具体的な成功事例を交えてお伝えしてきました。
SMS送信サービスのメリットは、
「メッセージ到達率の高さ」
「メッセージ開封率の高さ」
「長く連絡が取れる定着率の良い連絡先」
SMS送信サービスは文字数制限などの課題はあるものの、それ以上に大きな可能性のある集客宣伝サービスとして評価されています。
現在の顧客獲得活動に関して課題を感じている方は、あらたな自社の営業活動としてSMS配信サービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。