B to C 領域のコミュニケーションツールとして、再び注目されているSMS(ショートメッセージサービス)。これまでテレアポやDM(ダイレクトメール)、メルマガをはじめとするツールを利用して顧客への連絡をしたけれど、なかなか反応が得られなかったり、継続したコミュニケーションが取れておらず、課題を抱えていた企業が多くありました。その代替でSMS(ショートメッセージサービス)を選択しているケースは増えており、SMS送信サービスは成長市場とされています。

この記事では、SMS送信サービスである、絶対リーチ!SMSでどのような事ができるのか、導入済みの企業がどのように活用しているかを事例を交えて紹介し、メッセージの配信方法など具体的な機能をご説明します。

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1.SMS送信サービスは何ができる?

【そもそも、SMSとは】

圧倒的にお客様への到達率から、信頼できる本人確認手段として取り上げられることが増えたSMS(ショートメッセージサービス)での送信サービスですが、そもそもSMSとは何の事かご存じでしょうか。

SMSとはショートメッセージサービスの略で、フィーチャーフォン(ガラケー)時代にはE-メールと併せてよく使われていたメッセージング機能で相手の電話番号さえわかれば簡単に送れます。スマホにも基本機能としてプリインストールされているため、今でも簡単に利用することができます。

さらに詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

SMS(ショートメッセージサービス)とは? 提供会社とビジネスにおける上手な活用のコツ

【ビジネス利用が増えたSMS】

スマホではLINEやその他のメッセージングアプリを利用することが一般的となったため、SMSのプライベートでの利用頻度は極端に減り、ブームはとうに過ぎ去った印象があるかと思います。

しかし近年、SMSは再注目され、B to Cの連絡手段としては増加傾向にあります。なぜ数あるサービスの中でSMS(ショートメッセージサービス)が生き残っているのでしょうか。

●お客様にリーチできる!

「毎月何通もメルマガで有益な情報を配信しているのに、お客様に全く見向きもされない」、「電話を何度かけても無視される」と、顧客からの反応が見られず行き詰っているという課題をお持ちの企業やお客様対応の担当者は多いのではないでしょうか。

それに比べて、多くのSMS送信サービスは”開封率9割以上”を掲げています。

もちろん、膨大な時間と費用を費やしてをMA(マーケティングオートメーション)の導入や人員投入を行いなんとか顧客からのリプライを獲得できているかもしれませんが、メッセージングアプリの台頭によるE-メール離れや、日中の就業時間には敬遠されがちな、電話帳登録のない番号からの着信は限られた反応を獲得するのが精一杯です。

むしろ、メルマガや電話に応答してくれる顧客は、アクティブユーザーと考えられ、どのようなツールを使おうが反応してくれる可能性が高いので、連絡手段に悩む必要はないかもしれません。

●信頼できる本人確認

WEBサービスやアプリのログイン時の2段階認証のために、SMS(ショートメッセージサービス)でワンタイムパスワードを受け取ったり、ECでの商品購入時の最終段階として確認コードや確認ページへのURLを受け取ることが最近増えた印象はないでしょうか。

フリーメールの普及により、WEBサービスやアプリのアカウントを1人でいくつも作れてしまうため、信頼性のあるアカウントであることを照明するために認証システムを導入しているサービスが多くあり、本人確認手段として採用されています。

携帯の電話番号は保持するのに費用がかかりますし、MNPの普及により、電話番号が変わる機会は減ったため、個人情報として信頼性の高いものです。それに比べてメールアドレスは無料でいくつも作れてしまい、住所は引っ越しにより変更する恐れがあるため、登録時の情報がいつの間にか変わっている可能性は大いにあります。

●送受信ができる

Eメールの自動配信メールやメルマガは顧客に一方的に情報を伝えるだけの事が多く、いざ問い合わせをしたいと思った時には、別のお問合せ窓口を探さなくてはいけないという手間があります。

それに比べて、SMS送信サービスの基本機能として、企業から配信後に顧客からそのままレスを受け取ってやり取りを継続する事ができるため、離脱を防ぐ事もできます。

このように、E-メールや電話よりもTo Cのコミュニケーションに適した機能を多く持っているため、SMS(ショートメッセージサービス)はビジネスツールとしていまだ活躍しています。

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2.上手なSMS送信サービスの活用方法(導入事例紹介)

具体的な企業の導入事例でご紹介します。

【豊島区役所:税金回収の新たなソリューションとして 絶対リーチ!SMSを導入】

年間1,000件にも及ぶ税金の滞納者に対する回収のためのご連絡。これまでのご連絡手段は封書(催告状)の郵送や電話・訪問とあらゆる手段でコンタクトを試みてきましたが、なかなか回収につながらないという課題を抱えていました。

その打開策として、「電話番号だけで利用ができる」・「開封率=反応率向上が期待できる」SMSに着目し絶対リーチ!SMSをテスト導入することになりました。
結果、SMS配信サービスを使った税金の納付催告をはじめたことで、高い反応率を得て、多くの滞納者からの自主納付を実現でき、従来の手段では連絡が取りづらかった滞納者(1,009人)に対してその後1ヶ月で159人から反応がありました。

最終的に自主的に納付をされた人数は261人、収納金額は870万円にも上り、この結果を受けて、新たな税金回収の手段として、SMS配信サービスを正式導入が決定しました。

インタビューにもご協力頂き、導入までの道のりや今後の課題をご紹介頂いています。
https://aicross.co.jp/zettai-reach/case/toshimaku/

【株式会社エス・エス産業:電話に代わる応募対応として 双方向SMSと自動音声対応を採用】

限られた採用課の社員で数多くの応募者への面接を管理しなくてはいけない中、面接日時が確定した後に面接に現われない応募者がおり、都度電話にて欠席理由を問い合わせても応答がないことが多く課題解決につながりませんでした。

そこでSMS送信サービスの絶対リーチ!SMSを導入することで応募者と連絡を取ったあと確実な面談設定を行えるようになり、また面接日程を忘れないようにリマインドすることで無断キャンセルが減少し、担当者の負担の削減とともに面接人数も増加しました。

インタビューにもご協力頂き、導入までの道のりや今後の課題をご紹介頂いています。
https://aicross.co.jp/zettai-reach/case/ssgroup/

3.デジタルに弱い人こそ、SMS送信サービスがおすすめ

これまでご紹介したように、導入事例をはじめとして多くのシチュエーションや課題にマッチする多機能なSMS送信サービス。

一見すると、豊富な機能があり、システムも複雑で運用が難しいと感じ、デジタルツールに苦手意識を持っている方は「自分では導入は難しいかも」と考えられたかもしれませんが、それは間違いです。

絶対リーチ!SMSの専用の管理画面は操作がとても簡単な作りになっており、メッセージの作成から配信作業、そして送信後の数字管理もシンプルでわかりやすい設計・デザインとなっております。

また、「双方向SMS配信装置及び双方向SMS配信方法」の特許を取得している絶対リーチ!SMSは、一方的なメッセージ配信の管理だけでなく、企業とユーザーの双方向からコミュニケーションが可能なサービスを実現しています。

その他の様々な機能を1つの管理画面で運用ができるため、作業の見える化・シンプル化にも繋がります。

4.SMS送信サービスを活用する時には注意点も…

【送信前にチェックしておきたい、リーガルでの注意点】

広告や宣伝目的で企業から顧客にメールを送信する際に特定電子メール法の規制対象になりますが、SMS(ショートメッセージサービス)だからと言って無視することはできません。SMSも特定電子メール法に規定する通信方式です。

これから、SMS送信サービスをリードナーチャリングや既存顧客とのコミュニケーションに活用しようとお考えの方は、あらかじめ法令を確認しておくことをおすすめします。詳しくは「特定電子メールの送信などに関するガイドライン」をご参照ください。

【送信時の注意すべきこと】

SMS送信サービスの多くは管理画面が設けられており、送信(送信エラー)の有無やタイトル・本文の文字数制限を簡単に管理できます。

一斉配信や予約配信が基本機能とされているサービスもありますが、それぞれルールが異なるため、あらかじめ契約したサービスのルールを確認しておきましょう。

こちらでは、配信前に「これだけは!」という注意事項をご紹介します。

1.配信できるキャリア

SMS送信サービスによって、対応しているキャリアが異なります。三大キャリアと言われている、docomo、au、softbankはほぼ全てのサービスが対応していますが、楽天モバイルやY!mobileなど、MVNOと言われているキャリアに関してはサービスによって非対応の場合があります。

MVNOキャリアユーザーは増えてきていますので、無視できない数の顧客が送信エラーになってしまうということも考えられます。サービス選定の時に確認するのが一番ですが、送信時にも対応キャリアを確認して、送信エラーを防ぎましょう。

2.一斉配信するときの配信数

SMS送信サービスの機能として、顧客に一斉配信できるものが多くあります。

ただ、プランによっては、配信数に応じて従量課金となっている場合もありますので、便利な機能であると同時に、運用費を管理して無駄な配信(出費)を抑える必要があります。

一斉配信機能を利用して送る際には、送信前に配信者リストと配信内容が適正であるか確認しましょう。

3.送信元表記

E-メールのように、タイトルと本文とわかれていませんが、本文の他に送信元は受信者に表示されてしまいます。アドレス帳に登録のないものは電話番号が出てきますが、SMS送信サービスによっては、送信元をカスタマイズすることが可能です。

いくらSMS(ショートメッセージサービス)の開封率がE-メールよりも一般的に高いいえど、見知らぬ電話番号からのメッセージに不信感を抱くユーザーは多いはずです。カスタマイズが可能であれば、送信前に設定しましょう。

【送信後の管理も大事】

SMS送信サービスは、送信後もそのまま放置せずに管理することで、より効果的な顧客運用ができます。

SMS送信サービスでは、チャットのように双方向のメッセージのやり取りが可能なものが多くあります。
予約のリマインドや、督促としてメッセージを配信する場合は、返信を促す文面を意識して、メッセージの送信後もユーザー行動を追跡し、返信があった場合にはコミュニケーションを継続させましょう。

まとめ

SMS送信サービスを活用すれば、顧客とのコミュニケーションはより一層広がる事がお判り頂けたでしょうか。膨大な人件費と時間がかかるコールセンターや一方的な配信となってしまいがちなメルマガ配信と比べ、低コストで始められ、且つスピーディーコミュニケーションができるSMSの導入を検討している方は、是非一度お気軽にお問合せください。

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