企業と顧客が直接つながる手段として近年、注目を浴びている「SMS送信サービス」。
スマホや携帯電話の機能であるSMS(ショートメッセージまたはショートメールとも呼ぶ)を活用して、アフターフォローや宣伝の発信など、非常に大切なコミュニケーション手段となっています。

本記事では、SMSを利用したマーケティング活動を行なう場合に、希望する用途にふさわしい候補を選定しやすいようまとめました。
SMS送信サービスのふるい分けの参考にしてください。

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【SMS送信サービスとは?】

SMS送信サービスとはSMS(ショートメッセージやショートメール)を企業のマーケティング活動やアフターサポートに活用するため、大量一斉送信などを可能にするサービスです。

SMSはメールマガジンやダイレクトメール(DM)送信などよりもメッセージの到達率や開封率が高いため、次世代の宣伝ツール・カスタマーサポートツールとして導入が進んでいます。

※SMS配信サービスのビジネスへの活かし方やメリット、基礎情報を詳細に確認したい方はこちらの記事をご覧ください。

SMS一斉送信とは? メリットと活用できるシーンをご紹介

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【SMS送信サービスの選び方、押さえるべきポイントは?】

SMS送信サービス選定時には、以下の4点がサービスの差別化のポイントとして挙げられます。

●情報セキュリティ対策の有無

ISO27001やプライバシーマークを取得しているかは、DX時代において重要視されるポイントとなります。

この認証を持たないSMS送信サービスは、運用時のリスクを定量的に証明できず、情報対策の甘さによってトラブルに巻き込まれるリスクとなり得ます。
現在では対応必須項目と言ってもよいでしょう。

●コスト

費用は、「初期導入コスト」とランニングコストであるSMSの「送信費用」に分けられます。
SMSを大量に送信するならば、ランニングコストがどの程度になるのかは重要です。

とはいえ、コストだけを見ていては自社の利用用途に合わないものを選択してしまう可能性も。
まずは、自社が何を目的にSMS送信サービスを使うのかを細かくシミュレーションした上で、要件に見合うサービスを選択しましょう。

●メッセージ到達率の高さ

SMS送信サービスはメッセージ到達率の高さが最大の魅力。
ここで重要になってくるのが「接続方式」です。

「キャリア直収接続」では、国内の携帯電話キャリアに直接接続してSMSを送れるため、確実な送付が期待できます。
しかし、もうひとつの接続方式である「国際接続網接続」では、迷惑メールを防止するために国際電話接続網からのSMSを自動的にブロックする機能により、メッセージが届かない恐れがあります。

つまり、「国際電話網接続」は「キャリア直収接続」より送信エラーのリスクが高い点に注意しなければなりません。

●他のシステムと連携できるかどうか(API通信やWEBアクセスなど)

DX時代を迎え、さまざまなITシステムが自社に導入されていることでしょう。
そうしたシステムから得られる貴重な情報を、SMS送信サービスで活用できるかどうかも考慮しましょう。
逆に、SMS送信サービスの利用から得られたマーケティング情報も、他部門で活用しない手はありません。

それを可能にしてくれるのが、「API通信」と呼ばれる、システム間の情報連携や処理を可能にする技術です。
多くのSMS送信サービスが対応を始めているので、最適なものをお選びください。

【利用用途別に適したSMS送信サービスのご紹介】

別記事で、国内直収接続可能な業者を含むSMS送信サービス16選を紹介しています。

【SMS配信サービスの役割や機能、特徴を徹底解説】SMS配信サービス14選

今回は、その中からさらに厳選し、求める用途別に向いているSMS送信サービスを紹介します。
適した用途と該当サービスをセットでご紹介しているので、さっそく見ていきましょう。

●万能で総合力◎、リーズナブルかつ連携機能もOKでセキュリティ対策も万全

【絶対リーチ!SMS(リンク:https://aicross.co.jp/zettai-reach/)】

  • ISO27001、プライバシーマーク取得
  • 送信メッセージ到達率99% 
  • 双方向SMSも利用可能
  • 一斉配信や予約配信など便利な機能
  • API通信を利用する場合のサポート対応

●大量送信、API連携など大規模な利用を想定する場合に

【空電プッシュ(リンク:https://www.karaden.jp/)】

  • 送信メッセージ到達率99% 
  • ISO27001、プライバシーマーク取得
  • 1時間あたり最大193万通の大量送信が可能  
  • API連携サポート無料
  • 24時間365日故障サポート 
  • 双方向SMSが利用可能

●国際的なセキュリティ第三者認証取得への取り組みがもっとも深い

【EXLINK SMS(リンク:https://www.exlink.co.jp/service/exlink-sms/)】

  • ISO27001、27017、ISO27701、取得 ※ISO27701は業界初取得
  • 送信メッセージ到達率非公表
  • 1通あたりの送信数は最安値8円/通 ※利用月は送信数に関わらず1,000円

●ランニングコストが低く、短文送信で費用を安くすませたい方向け

【SMS LINK(リンク:https://smslink.nexway.co.jp/)】

  • 効果的なメッセージの作成方法を専門スタッフが支援
  • 1通8円 ※月額送信料金が1,000円以下(延べ125通以下)の場合でも月額利用料金として1,000円請求される
  • ローコストで短文SMSの大量送信に最適
  • セキュリティ対策第三者認証無し

●手厚いサポートを必要とするSMS送信サービス初級者向け

【SMS Hana(リンク:https://fax-lnet.jp/sms-hana/)】 

  • 文面差し込み機能 5か所まで可能

※文面差し込み=宛名や社名などをリストに基づき自動で差し替える機能

  • ユーザーインターフェースをシンプルに設計し、直観操作を実現

※FAX同報送信から続く歴史ある企業で、ITリテラシーが高くない顧客への支援も手厚く実施

  • APIやIVR通信は別料金設定
  • セキュリティ対策第三者認証無し

●海外対応、グローバルなSMS送信を必要とする企業に

【CM.com(リンク:https://www.cm.com/ja-jp/)】

  • ISO27001認証取得
  • 世界199か国に送信可能

※1000拠点以上の送信ルートを確保

  • 100万件まで一斉送信可能
  • 到達率は90%
  • クレジットカード支払いならば当日から利用可能

●料金滞納督促や決済作業に関連するSMS送信に最適

【Media SMS(リンク:https://media-sms.net/)】 

  • セキュリティ対策第三者認証なし
  • コンビニ決済用URLや支払い番号などを送信可能
  • 双方向SMSシステム
  • 利用料金は非公表にて都度見積もりで対応

【SMS送信サービス事業者のセキュリティ対策への取り組みは顧客満足度に直結】

DXの進展にともない、顧客情報に関するセキュリティ対策の徹底が今まで以上に求められています。
しかし、SMS送信サービスを比較してみると、セキュリティ対策は各社でまちまちの状況。

顧客からの信頼を大きく損なうような情報セキュリティ事故を起こさないために、セキュリティ対策のしっかりとしたサービスを選ぶことは、必須と言えるでしょう。

セキュリティに関して対策済みか否かを判断する方法としては、ISO27000系の第三者認証取得や、プライバシーマーク取得が完了しているかどうかを参考にしましょう。

「絶対リーチ!SMS」は、ISO270001とプライバシーマークの両方をすでに取得しており、安心いただけるサービスを提供しています。
顧客からの信用を守りながらサービスの向上を両立できるサービスとして、ぜひご検討ください。
https://aicross.co.jp/zettai-reach/ 絶対リーチ!SMS WEBサイト

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