SMSに既読はつく？電話番号だけで送れるメッセージサービスはメールよりビジネスに有効か

LINEなどの既読機能のあるメッセージアプリが浸透している中、「SMS（ショートメッセージサービス）では既読がつくのか？」という疑問をお持ちではないでしょうか。

この記事では、顧客コミュニケーションなどのビジネスへのSMS活用を検討中の方に、機能の有無やSMSの利便性について詳しく解説いたします。

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【そもそもSMSとは？】

SMSは携帯電話番号宛てにショートメッセージを送信するもので、アプリのダウンロードなしに携帯へ送受信可能なものです。どの機種・キャリアにも対応でき、高い到着率や開封率、利便性があります。

また、近年、増えている格安SIMユーザーにもメッセージを送信できる点で、他の手段よりもメッセージの到達率・開封率に優れています。SMSの到達率・開封率についてより詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

SMSはなぜ開封率・到着率が高いのか？ マーケティング施策に効果的な活用

近年ではスマートフォンの普及により、LINEやカカオトークといったメッセージアプリの利用が増えたため、SMSをプライベートで使う人は少ない傾向にあります。しかし、だからこそビジネスユースや重要な情報にSMSを利用することで、他のメッセージと埋もれることなく、確実に届けることができます。

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【SMSに既読機能はある？】

既読機能は、相手がメッセージを読んだかどうかを確認できる機能ですが、SMSには既読機能は基本的についていません。相手に届いたことを確認する送信確認はできますが、相手がメッセージを読んだかを確認することはできないのです。

ただし、iMassageや+メッセージ、SMS配信サービスなど、例外的に既読機能がついているものもあります。

【SMSを送れる既読機能のあるメッセージアプリ】

●iMassage

Apple製品に搭載されているメッセージアプリで、データ通信を利用してメッセージを送信します。

iOSで利用できるアプリで、送信元と受信先がiMessageを使える端末のとき、既読機能が利用できます。既読になったかどうかだけではなく、iMessage同士では既読になった時間が表示されるので、いつメッセージが開封されたのか確実に確認することができます。

しかし、もし送信先の端末がAndroidなどの他のOSである場合には、既読の確認はできません。さらに、注意点として、iMassage上でユーザーは既読表示のオン・オフが選択できるため、もし送信先がオフになっていた場合には既読を確認することができません。

iMassageについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

iPhoneのSMS「iMessage」はビジネスに活用可能？ 最適なSMSツールとは

●+メッセージ

ドコモ、au、ソフトバンクの３大キャリアで使用できるメッセージアプリです。

+メッセージにも既読機能は付いています。また、既読機能だけでなくテキスト、絵文字、写真、動画、スタンプ、音声メッセージなどを送信することができ、文字制限も最大全角2,730文字（８MB）と、SMSよりも多くの機能が備わっています。

しかし、３つのいずれかのキャリアを利用している端末で、アプリをダウンロードしている端末同士でなければ利用することが出来ません。そのため、近年増えている格安SIMユーザーには+メッセージは利用できません。

また、+メッセージでも既読機能のオフを設定で選択できるため、送信相手によっては未読か既読かを確認できないケースがあります。

+メッセージについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

iPhoneでプラスメッセージを送りたい！使い方やビジネスに活かすポイントを解説

iMassageや+メッセージは、データ通信によってメッセージを送信でき、既読機能がついている便利なメッセージサービスですが、OSやキャリアなど送信先に条件が必要になります。

その一方、SMSでは携帯電話番号さえ知っていれば、送信先のOSや機種、キャリアに関係なく送受信することができます。ビジネスにおいて、複数の多様な人とやり取りする場合はどのような送信先にも対応できる方が利便性が高いといえます。

そこで、SMSをより効率的に利用できるSMS配信サービスについて詳しく解説していきます。

【ビジネスに有効なSMS配信サービス】

●SMS配信サービスとは

SMS配信サービスはSMSの送信リストの管理や一括送信を行なえ、また、メッセージの送信だけでなくユーザーとの双方向のやり取りを可能にしてくれるサービスです。送信の予約機能によってショートメッセージの自動送信を行なうこともできるため、顧客とのコミュニケーションを効率的にしてくれます。

そのため、ビジネスにSMSを利用するならSMS配信サービスの導入がおすすめです。

●ビジネスに有効な２つの理由　

 ・“着眼率”の高さ

SMSには既読機能はついていませんが、90％以上の到着率があり、圧倒的に見てもらいやすい連絡ツールです。その理由には、他のメッセージアプリやメールと異なり、メッセージが埋もれにくいことがあります。

メッセージアプリは普及率・利用率が高い分、普段のコミュニケーションメッセージと紛れてしまいます。また、メールでは誤ってスパムメールと判断され、気づかないうちに迷惑フォルダーに振り分けられて読まれていないことがあります。

一方、SMSは利用している企業や個人が少なく、普段のコミュニケーションツールとして浸透していないため、メッセージが埋もれることもありません。さらに、通知方法もポップアップウィンドウでメッセージが表示されるため、目に留まりやすい特徴があります。

 ・送信方法がシンプル

繰り返しになりますが、SMSは携帯電話番号だけでメッセージを送信できるため、容易にコンタクトがとれます。また、メールアドレスと比べて、電話番号は変更する機会が少ないため、顧客やユーザーに受け取ってもらいやすい連絡手段です。

使用条件は「携帯電話を持っていること」のみなので、利用ハードルが低く、若い世代から高齢者まで幅広い世代にアプローチできるメリットがあります。ビジネスにおいて、さまざまな顧客とつながりを持つには、非常に有効的な手段だといえるでしょう。

【SMSはマーケティングやプロモーションに有効】

ユーザーの目に触れやすく、幅広い世代にアプローチできるSMSは顧客とのつながりを強化してくれます。マーケティングやプロモーションにSMSを活用して、売上アップなどを図ることができるでしょう。

詳しい活用方法については、こちらの記事をご覧ください。

SMSとプロモーションは相性抜群！ メリットやできることを解説

【SMS活用で顧客とのコミュニケーションを円滑に】

SMSには既読機能こそありませんが、利用キャリアを選ばずに高い到着率と開封率を誇るため、メッセージの送受信への不安の少ない連絡手段です。既読機能はなくても、他のメッセージツールと比べて視認性が高いため、顧客へのコミュニケーションに非常に有効なのです。

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