DM(ダイレクトメッセージ)とは? SNSで利用される便利機能の送り方を解説!
Twitterやインスタグラム、FacebookなどのSNSでは特定の相手やグループ内だけでメッセージを送受信することができます。
通常の投稿やつぶやきと違い、不特定多数の人に見られたくない内容はDM(ダイレクトメッセージ)で送れるので安心です。
本記事ではDM(ダイレクトメッセージ)の操作方法や注意点について解説します。
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DM(ダイレクトメッセージ)とは
DM(ダイレクトメッセージ)とは、ひと言でいえばSNSで特定の相手だけと送受信するメッセージ機能です。
詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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DM(ダイレクトメッセージ)の特徴
プライバシー保護
DMはユーザー同士のみが閲覧できる非公開のメッセージで、
他のフォロワーや友達には見えません。公開投稿に比べ、プライバシーが高く保たれます。
リアルタイム性
DMは多くの場合リアルタイムに送受信され、通常の投稿よりも即時性が
高いため素早いコミュニケーションが可能です。
ビジネスやサポートにも利用される
企業が顧客サポートの一環としてDMを活用し、
個別の対応やフィードバックの収集に役立てています。
特にInstagramやFacebookなどのプラットフォームで見られる特徴です。
DM(ダイレクトメッセージ)の仕様
●送信可能文字数
- Twitterは1万字
- Facebookメッセンジャーは文字制限なし
- Instagramは500文字
●メッセージを閲覧できる人
基本は1対1での送受信なため、下の画像のように、送信者と受信者で会話の吹き出しが区別されて会話のキャッチボールをする事になります。
●画像などの添付ファイル送信
各SNS、すべてのDM(ダイレクトメッセージ)で画像や動画などの添付が可能です。
DM(ダイレクトメッセージ)のメリット・デメリット
メリット
- プライバシーの確保: 公開されないため、個人的な情報や詳細な連絡を他人に見られることなくやり取りできます。
- リアルタイムでのやり取り: 通常は即時にメッセージが届くため、素早いコミュニケーションが可能です。通知機能もあるので、急ぎの連絡手段としても役立ちます。
- 手軽に写真やファイルを共有できる: テキスト以外にも画像、動画、ファイルを送信できるため、内容の豊富なやり取りが可能です。
- 企業サポートやビジネス対応: DMは企業が顧客サポートに利用する場面が多く、迅速かつ個別に対応できるため、顧客との信頼関係構築にも役立ちます。
- 気軽にコミュニケーションが取れる: 電話よりもカジュアルで、ちょっとした連絡や確認事項のやり取りに適しています。
デメリット
- スパムや迷惑メッセージのリスク: プラットフォームによっては、見知らぬ人からのメッセージが届くことがあり、スパムや迷惑メッセージが問題となることもあります。
- 誤送信やプライバシーリスク: 送信先を間違えたり、画面のスクリーンショットなどを他人に見せることで、内容が流出するリスクがあります。
- 既読プレッシャー: 既読機能がある場合、すぐに返信するプレッシャーを感じる人もいます。また、相手がメッセージを見ているのに返信がないと、不安やストレスにつながることもあります。
- 依存や注意力の低下: DMの通知が多いと集中力が途切れやすくなり、特に仕事や学習の妨げになることもあります。
- 対応が遅れる場合がある: メールほどの公式な連絡手段ではないため、相手によっては気づかなかったり、返信が遅れたりする可能性があります。
見出しDM(ダイレクトメッセージ)の送り方
Twitterの場合を例に説明します。
インスタグラム、Facebookも操作は似通っているので、Twitterの場合で確認していただければ、他のSNSのDM(ダイレクトメッセージ)も直感で操作可能です。
●DM(ダイレクトメッセージ)の送信手順
・①ツイートの表示画面でDMの新規作成アイコン(右下の手紙マーク)を押す
・②下記画面で右下の青い手紙アイコンをタッチするか、「メッセージを書く」をタッチする
・③新しく開かれたメール本文作成画面でメッセージを作成する
・送信先として、メッセージを送りたいアカウントを選択する
※複数の宛先に送りたい場合
↓
・下部のうすい灰色エリアをタッチしてメッセージを入力する
↓
・メッセージが完成したら横にある紙ヒコーキマークをタッチして送信完了
・④写真や動画を添付したい場合
紙ヒコーキボタンを押す前に以下の操作が必要
・メッセージ入力欄横の写真マークや「GIF」と書いてあるアイコンをタッチする
↓
・添付したい画像や動画の選択画面が表示されるので選択する
↓
・紙ヒコーキマークを押すと送信される
●DM(ダイレクトメッセージ)のグループ送信手順
上記①から②までは同じ操作を行う
・メッセージ作成画面で、「フォローしている人」を宛先として選択
↓
・1人目を選択した後、続けて対象となるアカウントを選択していくと宛先が複数表示される
※スマホ機種によって操作方法が異なります
宛先に一人目を選択した後、
-アンドロイドスマホならメールマークを再び押して、2人目以降を追加可能
-iPhoneの場合は@を半角で入力すると2人目以降の追加が可能
↓
本文を書いたら紙ヒコーキマークを押して送信する
SNSのDM(ダイレクトメッセージ)に関する注意点
DMの送信方法について説明してきましたが、いくつか注意点があります。
以下の点に留意して使用しましょう。
●セキュリティ対策とコンプライアンスの意識を持つ
DM(ダイレクトメッセージ)は、SNSアカウントを持っている人ならば誰でも自由に送信できます。
そのため、以下のような点に注意する必要があります。
- 悪意のある第三者による接触に対して警戒すること
- 個人情報を極力公開しない
- 信頼のおける人物に意見を求め、1人では決めない
近年の突発的な犯罪や詐欺の多くは、ネットがコンタクトのきっかけとなって発生しています。
特に、TwitterやInstagramのような本名を明かさずにアカウントを作れるSNSは注意が必要です。
唯一、Facebookは偽名やニックネーム的な名前を使用することを禁じています。
厳格に取り締まっているわけではないようですが、自分の名前と関係ないアカウントを利用していると、事務局からアカウントを凍結されることも起こっています。
SNSは完全に、使う側の自己責任となるため、余計なトラブルに巻き込まれないよう常に意識してご利用しましょう。
また、SNSに蔓延する誹謗中傷や差別を無くそう、という機運が世の中で高まっています。
以下のような投稿をしてしまわないよう、注意しましょう。
- 文章表現によって無意識に他人を傷つけてしまうこと
- 差別的用語
- 異文化に対しての偏見や中傷
- 政治的宗教的な話題
SNSは、自分の考えや体験したことを世の中に手軽に公開するものです。
しかし、これらの話題にうかつに触れると、いわゆる「炎上」の引き金になってしまいかねません。
自分の発言、発信の前にひと呼吸をおいて、冷静に読み返してから投稿するようにしましょう。
●SNS独特の「既読」確認の取り扱いについて
SNSのDM(ダイレクトメッセージ)やLINEなどのアプリを使うユーザーは、自分が送ったメッセージが「既読」になったかどうかを知ることができます。
PCで使われるメールクライアントは、その機能を備えているものと、そうでないものがあります。
また、別途、設定を加える必要があるため、あまり広くは浸透していませんでした。
現在のDM(ダイレクトメッセージ)は標準的に「既読」か「開封前か」がひと目で分かります。
学生世代の間では「即レス=すぐに返信すること」が常識、などとも言われています。
即レスとはいかないまでも、返信は1日以内に送るなど、相手に失礼のない対応を心がけた方がよいでしょう。
SMS(ショートメッセージ)とDM(ダイレクトメッセージ)の違い
1. 送信方法とプラットフォームの違い
- SMS: 携帯電話番号を使って送受信されるメッセージで、携帯キャリアの通信サービスを利用します。スマートフォン・携帯電話に関係なく利用可能です。
- DM: SNSやメッセージングアプリ(Twitter、Instagram、Facebook、LINEなど)を通じて送るメッセージで、インターネット接続が必要です。アプリやプラットフォームのアカウント同士でやり取りします。
2. 利用範囲
- SMS: 電話番号が分かれば誰にでも送れるため、幅広い範囲の相手と連絡を取れます。アプリのインストールが不要で、携帯があれば基本的に利用可能です。
- DM: SNSやアプリのアカウントを持っている人同士でのみ利用可能です。そのため、同じプラットフォームに登録している必要があります。
3. メッセージ内容の制限
- SMS: 文字数制限があり、1通あたり160文字(日本語の場合は70文字)程度です。長文の場合は複数のメッセージに分割されて送信されます。
- DM: 文字数制限が緩く、画像、動画、リンク、ファイルなど多様なコンテンツを添付可能です。SNSやアプリによっては、ほぼ制限がなく長文も送れます。
4. 料金
- SMS: 通信キャリアの料金がかかる場合が多く、国際SMSやキャリアによっては高額になることもあります。パケット通信料とは別に、1通ごとの料金が発生する場合もあります。
- DM: インターネット接続さえあれば無料で送信できる場合が多く、データ通信料のみが発生します。そのため、頻繁なメッセージのやり取りでも追加費用がかかりません。
5. 通知と既読機能
- SMS: 通常、既読確認機能はありません。メッセージが届いたかどうかを相手が確認できるかどうかは携帯の機種や設定に依存します。
- DM: 既読確認機能やリアクション機能があるプラットフォームが多いため、相手がメッセージを読んだかどうかがわかります。
6. 利用シーン
- SMS: 緊急連絡や認証コードの送信など、シンプルな通知・連絡手段として使われることが多いです。また、SMSは災害時など、インターネット接続が不安定でも使用できる利点があります。
- DM: SNSの友達やフォロワーとのコミュニケーション、ビジネス対応、カジュアルなやり取りなど、幅広い目的に利用されます。
まとめ
SMSは携帯電話番号を通じてシンプルで普遍的な連絡手段として機能し、DMはSNSやアプリ内でのコミュニケーションを豊かにするためのメッセージ手段です。用途や状況に応じて使い分けることで、よりスムーズな連絡が可能です。
●電話番号で送信するショートメッセージ
SMS(ショートメッセージ)は送信アドレスに電話番号を利用します。
相手の電話番号が分かっていれば、メッセージを簡単に送ることができます。
●セキュリティへの取り組みが日々進化
・携帯電話契約時の本人確認がより厳しくなっている
以前は、携帯電話キャリア契約時の本人認証があまり厳しくなかったこともあり、“飛ばし
”のケータイや、プリペイド携帯と呼ばれる、身元確認をされたくない人が携帯電話を持つ抜け穴もありました。
しかし、現在では新規契約に厳しい審査がされているため、セキュリティ対策は向上している状況です。
・電話番号で送信するため送信元が明白
前述の通り、携帯電話契約のセキュリティ対策が厳重になってきている時点で、携帯電話を使ったなりすましは難しくなりつつあります。
送信者は有害広告や無許可広告などを法律で禁止されており、「スパムや迷惑メール広告」が急激に減りつつあります。
●SMS(ショートメッセージ)はDM(ダイレクトメッセージ)よりビジネス利用や重要な内容のやり取りに適している
・SMS(ショートメッセージ)はビジネス利用が多い
SMS(ショートメッセージ)はSNSのDM(ダイレクトメッセージ)に比べてビジネスで活用されることが多いのです。
会社員は勤務先から業務専用の携帯電話を支給されていることも多く、かつ、大半の企業が業務用スマホへのSNSのインストールを禁じているのも一因となっています。
・重要な内容(契約や督促)で利用されることが多い
SMS(ショートメッセージ)は、お互いに個人が認証された電話でのやり取りになります。
そのため、契約や督促などの用途でよく使われます。
SNSのDM(ダイレクトメッセージ)にはない、以下のようなメリットがあるからです。
- SNSアカウントが無くても、電話番号で届く簡単さ
- 引っ越しやアカウント廃止によるメッセージ未到達が圧倒的に少ない
- 携帯電話キャリア主導によるセキュリティ対策の高さ
- EメールやSNSよりメッセージの本人到達率と速度が高い
企業のマーケティング部門による利用や、お客様販売窓口やアフターサポートなど、対外的なコミュニケーションにはSMS(ショートメッセージ)の利用が適しています。
DM(ダイレクトメッセージ)の手軽さとSMS(ショートメッセージ)のメリットを使い分けるのがおすすめ
DMは、SNSのアカウントを持っていれば誰でも送ることができる手軽さがあります。
特定の相手だけが閲覧できるメッセージ機能として、プライベートな内容を送るのに適しています。
ただし、SNSでは公開投稿を通じて、第三者があなたの個人情報をある程度、知ることができます。
悪意のある第三者が、何らかの意図を持ってDMを使って接触してくる可能性もあるでしょう。
自分自身がセキュリティ意識を強く持ち、自己防衛する必要のあるDM(ダイレクトメッセージ)の利用は慎重に行ないましょう。
一方、SMSは電話を契約することで付与されるメッセージ機能であり、ビジネス利用や本人認証用途で使われます。
近年では、一斉配信などを可能にするSMS送信サービスなども、企業のマーケティング活動やアフターサポートなどにビジネスで活用されています。
SNSのDMとSMSを用途によって使い分けることで、相手側のニーズにふさわしいツールを選択するのが賢い利用方法といえるでしょう。