ガラケーにもSMSやショートメールを送信可能! 送る際のコツと送信方法をご紹介
モバイル端末への通信を考える際、「ひょっとして、相手はガラケーかも?」と気になったことのある方も多いのではないでしょうか。
多くの通信手段では、アプリが必須となります。
そのため、アプリ不要なSMS(ショートメッセージサービス)を使って連絡できるのかは、気になるポイントです。
SMSは多くの通信手段と異なり、ガラケーでも使えることが特徴です。
相手の端末やキャリアを気にせず済むことは、大きなメリットといえるでしょう。
この記事では、なぜSMSはガラケーに送れるのか、SMSの送り方やメリットに加えて、上手に送るポイントも含めて解説します。
なぜ「SMS」が選ばれる?
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【SMSはガラケーにも送信できる】
SMSといえばスマートフォンをイメージしがちですが、ガラケー(フィーチャーフォン)にも送信できます。
まずはSMSの特徴について、確認していきましょう。
●SMS(ショートメッセージサービス)とはなにか?
SMSは、以下の特徴を持つサービスです。
- ガラケーをはじめとしたモバイル端末に対して、メッセージを送信できる
- 受信する側は、携帯電話会社の回線を使ってメッセージを受け取る
- 文字のみ送信可能、上限は670文字
SMSはモバイル端末でしか受信できないことから、近年ではさまざまなサービスにおいて、本人確認手段として活用されています。
この方法は「SMS認証」と呼ばれています。
耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
SMSは「ショートメッセージサービス」と呼ばれることもあります。
また、auでは「Cメール」と呼ぶ場合もあります。
NTTドコモでは過去に「ショートメール」の名称で呼ばれていたことから、SMSのことを「ショートメール」と呼ぶ方もいることに注意しましょう。
●SMSは携帯電話共通のサービス
SMSは数少ない、携帯電話共通のサービスです。
幅広く使える3つの理由を挙げましたので、それぞれ確認していきましょう。
・スマホでもガラケーでも共通して使える
SMSは、スマートフォン・ガラケー問わず使える機能です。
電話機に標準装備されている機能なので、使い始める前にアプリをダウンロードしたり、インストールして設定したりする手間は不要。
いつでも手軽に使えます。
使っている機種が古くなった場合でも、「アプリが対応しなくなったためメッセージを送受信できない」といった状況に陥ることはありません。
また、アプリを使って送信する場合は相手の端末がそのアプリに対応しているか、常に気にしなければなりません。
しかし、SMSなら端末を問わないため、相手がスマホかガラケーかということを気にせずメッセージを送信できることも魅力に挙げられます。
・どのキャリアでも使える
SMSは以下のとおり、どのキャリアでも使えるサービスです。
- 3大キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)
- キャリアのサブブランド(UQ mobile、Y!mobile)
- 楽天モバイル
- MVNO(いわゆる格安スマホ)
送信先による仕様や料金の違いはありません。
相手が契約する携帯電話会社がどこであっても同じ内容を伝達でき、同じ料金であることに使いやすさを感じる方も多いでしょう。
・一斉送信サービスもある
SMSは、以下の方法で送信できます。
- ガラケーなどのモバイル端末から、1通ずつ宛先を選んで送信する
- 一斉送信サービスを活用し、複数の方に同じメッセージを送る
少人数であればモバイル端末を操作し、SMSをやり取りする方法が使えます。
また、一斉送信サービスならば、重要な連絡やプロモーションにも利用可能。
オフィスでも外出先でも送信できることは、SMSの強みです。
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【SMSの送受信はガラケーでも簡単】
SMSの送受信は、ガラケーでも簡単に行なえます。
送信と受信それぞれについて、方法を確認していきましょう。
●ガラケーでの送信方法
ガラケーでSMSを送る場合は、以下の手順に沿って操作しましょう。
- メニューから「メール」や「SMS」を選ぶ
- 送信先を選択、または入力する
- 本文を入力する
- 送信する
タイトルを考えずに済む点やToとCcの違いを把握しなくてよいぶん、メールよりも簡単な手順で送信できます。
なお、送信方法は機種によって異なる場合があります。
事前に取扱説明書を読み、送り方を確認しておくとスムーズです。
●ガラケーでの受信方法
ガラケーで受信する場合は、メールと同じ要領で確認できます。
「メール」や「SMS」といったメニューから、受信したメッセージを確認しましょう。
機種によっては、メールとSMSが同じ画面で確認できる場合もあります。
この場合は、メールについているマークで見分けるとよいでしょう。
たとえば「DIGNOケータイ」の場合は、メールは封筒のマーク、SMSは「SMS」がついたマークで表示されます。
【ガラケーへの連絡手段にSMSを使う5つのメリット】
ガラケーへの連絡手段にSMSを使うことで、以下に挙げる5つのメリットを得られます。
メリット | 主な内容 |
電話番号がわかれば確実に送信可能 | 契約者の身元が明確で、到達率も高い |
取得すべき情報を絞れる | 住所やメールアドレスなどを知らなくても、必要な情報を伝達できる |
低コストで迅速に連絡を取れる | 1通当たり3円から。郵便よりも早く、電話よりも確実 |
相手はいつでも何度でも読める | 都合の良いタイミングで何度でも読み返せる |
相手に金銭的負担がかからない | SMSの受信料は無料 |
「ガラケーは通話が主体でWebサイトの閲覧にはあまり使わないため、パケットの契約容量を抑えている」という方も、多いのではないでしょうか。
SMSなら受信料は無料ですので、金銭的負担がかからないこともメリットに挙げられます。
SMSを使うメリットについては、「【ビジネスチャットだけではない!顧客との連絡ツール9選】今こそSMSの活用をおすすめする理由を解説」の記事で詳しく説明しています。
あわせてご参照ください。
【ガラケーにSMSを送る際に注意したい4つのポイント】
ガラケーにSMSを送る際には、ぜひ知っておきたい4つのポイントがあります。
それぞれの内容を確認し、SMSを活用したビジネスの成功にお役立てください。
●表現を工夫し簡潔に記す
ガラケーへの送信が見込まれる場合は、表現を工夫して簡潔な文章の作成を心がけましょう。
結論から先に書くと、効果的な文章になります
なぜならガラケーの画面は、多くのスマートフォンよりも小さいためです。
加えて、古い機種では、70文字までしか受信できない端末もあります。
670文字受信できる場合でも、相手に何度もスクロールさせるようでは貴社の印象が悪くなりかねません。
売上や好感度のアップにつなげるためにも過不足のない表現を心がけ、相手がストレスなく読めるよう工夫しましょう。
●深夜・早朝の送信は避ける
ガラケーを選ぶ人は、通話が主な目的というケースが多いもの。
メールもあまり受け取らない人の場合、深夜や早朝に着信音が鳴る頻度は少ないでしょう。
この点は、日々、メールやアプリの通知を頻繁に受け取るスマホの利用者と大きく異なるポイントです。
このような人に対して深夜や早朝にSMSを送ってしまうと、「夜中に電話?」などと驚かせてしまいます。
SMSの着信であることがわかった場合でも、「夜中にメッセージなんてするものではない」などと思われ、貴社の信頼を損ねるおそれがあります。
ガラケーへの送信が想定される場合は送信時間帯に注意を払い、不快な印象を与えないよう心がけましょう。
また、貸金業や営業目的でSMSを使う場合は、送信時間や送信前に取るべき手続きなど、法令による縛りもあることに注意が必要です。
以下の記事もぜひお読みください。
- 貸金業での制約:「督促にはSMSの活用が有効!低コストで確実な督促を実現できる」
- 営業目的での制約:「ナーチャリングにはメルマガよりSMSの活用が有効? 書き方や例文も紹介」
●本文に送信者名を記載する
SMSには、タイトルの欄がありません。
いきなり本文から始めると「迷惑メール?」と警戒され、読まれないリスクがあります。
本文の冒頭に送信者名を記しておくことにより、信頼を得やすくなります。
詳しくは「SMS配信サービスでできることを活用事例をとともに解説。メールとの違いも説明します。」の記事で解説していますので、ぜひお読みください。
●画像や動画は送信できない
SMSで送信できる内容は文字に限られます。
画像や動画は送信できない点に注意が必要です。
「ショートメッセージ(SMS)とは? ビジネスでのメリットや特徴を解説」の記事もあわせてお読みください。
【SMS一斉配信サービスならガラケーにも送信できる】
SMSはガラケーでも届くため、安心して送信できる点がメリット。
多くの人にSMSを送る場合は、SMS一斉配信サービスが適しています。
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【SMSは相手の端末がガラケーでも安心して送れる通信手段】
SMSは端末やキャリアに関わらずメッセージを送信できる、数少ない通信手段です。
到達率も高いため、大切なメッセージでも安心して送信できることは大きな魅力といえるでしょう。
相手の端末が「ガラケーかも?」と思ったときこそ、SMSの出番。
受け取る側の気持ちにも配慮し、コミュニケーションを取ることをおすすめします。