SMS(ショートメッセージサービス)は広告配信にも使える? ポイントや注意点を解説!
相手の携帯電話番号さえわかれば気軽にメッセージが送れるSMS(ショートメッセージサービス/ショートメール)。
メールと比べてブロックされることが少ないため到達率が高く、文字数の少なさから読んでもらいやすいという利点を持ったツールです。
単なるメッセージ配信ツールとしてだけでなく、本人認証など活用用途が広がっているSMSですが、宣伝広告など販促活動にも使えるのでしょうか?
SMSを宣伝・広告などに利用する場合のポイントを、使用する際の注意点も含めて確認してみたいと思います。
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【SMSを広告配信で使用する場合の注意点】
ショートメッセージの送受信に最適なSMSですが、送信できるのはテキストデータのみのため、容量の大きな画像付き広告をダイレクトに送ることはできません。
しかし、SMSを広告配信に活用する方法はありますので、まずはSMSを広告に利用する際に注意すべき点を確認しましょう。
●DMやインターネット広告の方が広告配信に向いている?
ガラケーでは70字まで、同じキャリアのスマホ間でのやり取りであれば660字までといったように、SMSには文字数制限があります。
これは広告配信に用いる場合のネックになります。
また、SMSでは原則的にテキストデータしか送ることができないため、メールで配信するDMや、インターネット広告のような視覚的に訴えられる媒体にはかないません。
そのため、広告配信ではSMSだけを使うのではなく、他ツールとの組み合わせで成功させることを考えましょう。
広告配信のみならず、販促活動全般を効率的に進めるには、絶対リーチ!SMSをはじめとするSMS配信サービス導入がオススメです。
絶対リーチ!SMSならあらゆるシステムに連携できるので、複数のシステムに格納している広告媒体を自由に組み合わせて使うこともできます。
●特定電子メール法の遵守が必要
無差別、大量に配信される広告や宣伝などの迷惑メールを規制して、インターネット環境の安全を保つため2002年に施行された特定電子メール法。
メール同様にSMSも、この法律上では電子メールとして分類されます。
・遵守すべき点
広告または宣伝メッセージを送信する場合には、SMSは特定電子メールに該当し、次の点を遵守する必要があります。
- オプトイン:広告や宣伝メッセージを送信する前に、受信者から同意を得ること。メッセージ本文中には、受信解除用手段の用意(オプトアウト)も加える必要がある。
- 送信者の表示義務:送信者の氏名または(法人)名称を明らかにする。
・特定電子メール法が例外となるケース
非営利団体が配信するSMSや、業務連絡などの宣伝や広告に当たらない内容であれば、特定電子メール法の適用外です。
しかし、特定電子メールとみなされなくても、個人情報保護法の観点ではあらかじめ受信者の同意を取る必要があります。
・違反した場合にはどんな罰則がある?
特定電子メール法に違反した場合は、最高で1年以下の懲役又は100万円以下の罰金、法人の場合には違反した個人を罰する他、法人が3,000万円以下の罰金を支払うこととなります。
また、違反者名は総務省のウェブサイトに掲載されるので、顧客の信頼を失うことにもなりかねません。
絶対リーチ!SMSであればオプトアウト機能が搭載されているので、こうした法令違反の心配をせずに済むでしょう。
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【SMS活用で成功する広告配信とは?】
先述したとおり、DM、メール、インターネット広告、電話などの他ツールとSMSを組み合わせて行なうことが、広告配信における成功の秘訣です。
広告配信を行う上での賢いSMSの活用方法をご紹介しましょう。
●メッセージでウェブサイトへ誘導する
SMSの特性を活かした使い方として、はじめにご紹介するのは、ユーザーを自社のウェブサイトへ誘導することです。
たとえば、電話で製品またはサービスの案内をし、興味を持ったユーザーに対して、詳細情報を照会できるウェブサイトのURLを、キャッチーなヘッドラインをつけてSMSで送信するのです。
情報をユーザーが自分で検索することも不要で、送られてきたURLをクリックするだけなので、特にPC操作が苦手なユーザーの負担が減り、ウェブサイトを訪問する確率が増えるはず。
●キャンペーン告知
SMSはキャンペーン告知やクーポンの配信ツールとしても優秀です。
ただし、前触れなく頻繁にSMSを送っていては、魅力的なクーポンを送っても既読スルーされることも。
まずは相手の了解をとってから、SMSでクーポンのURLを配信しましょう。
ユーザー側は欲するクーポンがワンクリックで入手でき、特別対応を受けているような満足感を覚えてもらうことができます。
●既存顧客への新規サービスの案内
SMSだけで広告配信しても、画期的な効果というのは一般的にはあまり望めません。
ひとつ、例外があるとすれば、既存顧客に対して新規サービスや特別キャンペーンのメッセージ広告をSMSで配信するということ。
送信元の生業を理解している既存顧客であれば、SMSでのシンプルな広告が、以前に購買したことを思い出すきっかけとなって、追加受注が期待できるかもしれません。
【ドコモ、au、ソフトバンクが連携して実現させたSMSの進化】
ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアが連携して、2018年からSMSを進化させたサービスの提供を開始しています。
●+メッセージ配信サービス(2018年より)
5Gネットワークの拡大や、企業のDX推進を見込んで開始されたのが、「+メッセージ配信サービス」。
SMSの次世代規格であるリッチコミュニケーションサービス(RCS)に準拠しています。
ガラケー時代は文字数制限70字で、名実ともに“ショートメール”でしたが、+メッセージでは電話番号だけで、テキストなら最大全角で2,730文字の送信が可能。
さらに、スタンプや画像、動画も送れるようになり、さらには公式アカウント機能も搭載しているので、ショートメールの範疇を超え、広告配信にも使えるレベルです。
2021年には3大キャリアのサブブランドや、MVNOでも使用することができるようになりました。
ただし、楽天モバイルとの接続はありません。
●SMSの番号を共通化(2021年より)
従来、SMSを利用する企業では、個人ユーザーの契約キャリアに合わせた個別の番号をそれぞれ用意する必要がありました。
しかし、3大キャリアでSMS番号の共通化が実現しました。
その結果、案内する番号が1本化できるように。
つまり、ひとつの番号でSMSの問い合わせを受け付け、同じ番号からSMSで回答することができるようになったので、双方向的なコミュニケーションがより簡単になったのです。
SMS番号の共通化に関しては、楽天モバイルも参画を検討しているようです。
【SMSの広告への活用にはSMS配信サービスがおすすめ!】
相手の電話番号がわかれば簡単に配信でき、到達率も極めて高い上に、読んでもらいやすいSMS。
これを企業の販促活動に活用しない手はありません。
しかし、広告配信に関してはSMSだけでは十分な効果が得られないので、+メッセージなど他ツールとの組み合わせで行なう方法がベストです。
広告配信のみならず、SMSをビジネスで有効活用するには、業界最大手5,000社の導入実績があり、メッセージ到達率99.9%の優れたSMS配信サービスである絶対リーチ!SMSがおすすめです。
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