iPhoneでプラスメッセージを送りたい!使い方やビジネスに活かすポイントを解説
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2021年以降、プラスメッセージに対応する通信事業者は増えています。プラスメッセージはiPhoneでも利用可能で、SMSよりも多くの情報をやり取りできる点がメリットに挙げられます。この機会に使ってみたいと考える方も、多いのではないでしょうか。
プラスメッセージには長所と短所があるため、SMSなど他の手段との使い分けが重要です。この記事では、プラスメッセージの特徴とビジネスに活かすポイントを解説します。
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プラスメッセージは新しいコミュニケーションサービス
プラスメッセージは2018年から提供が開始された、新しいコミュニケーションサービスです。SMSでは送れない画像や動画も送信でき、文字数の上限も大幅にアップしていることが魅力です。
サービス開始当初はNTTドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアのみ対応していましたが、2021年9月時点では2,500万人以上の人が利用しています。
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プラスメッセージはiPhoneで使える
プラスメッセージは2018年6月21日から、iPhoneでも使えるようになりました。
まずはプラスメッセージが持つ3つの特徴を確認していきましょう。
●3大キャリアなど多くの通信事業者が対応
プラスメッセージは以下のとおり、多くの通信事業者で対応しています。
回線の種類 | 利用可否 | 備考 |
NTTドコモ回線 | 利用可 | ahamo、MVNO回線でも利用できる |
au回線 | 利用可 | povo、UQ mobile、MVNO回線でも利用できる |
ソフトバンク回線 | 利用可(ブランドが「ソフトバンク」の場合に限る) | LINEMO、Y!mobile(ワイモバイル)、MVNO回線では、2022年春から利用可能 |
楽天モバイル回線 | 利用不可 | 楽天モバイル回線どうしならば「Rakuten Link」を使える |
2022年2月現在、NTTドコモやauの回線を使っている場合はサブブランドや格安スマホを含めて利用可能です。2022年春からはソフトバンク回線のサブブランドや格安スマホでも使えるため、より多くの人が使えるサービスとなります。
●Android端末との送受信も可能
プラスメッセージは、Android端末との送受信も可能です。国内で販売されているスマートフォン端末はiPhoneとAndroidのどちらかなので、プラスメッセージ対応のスマートフォンであれば端末を問わず送受信できます。
また「ガラケー」と呼ばれる従来型の携帯電話でも使える場合があります。
●iPhoneにプラスメッセージアプリのインストールが必須
プラスメッセージを使うためには、事前にアプリをインストールしておく必要があります。
必要なときにすぐ使えるよう、前もってインストールしておくとよいでしょう。
インストールはApp Storeから行なえますが、「プラスメッセージ」「+メッセージ」で探してもなかなか見つからないかもしれません。
その場合は「ぷらすめっせーじ」での検索もお試しください。
また、プラスメッセージアプリはインストールする際に、電話番号と端末の紐づけが行なわれます。
ふだんWi-Fiで接続している場合は、携帯電話回線に切り替えてからインストールしてください。
プラスメッセージが持つ6つの機能とメリット
プラスメッセージには、SMSにはないさまざまな機能やメリットがあります。6つの項目に分けて、詳しく確認していきましょう。
●携帯の電話番号でやりとりができる
プラスメッセージは、携帯電話番号を使ってやり取りできます。近年はMNP(携帯電話ポータビリティ)の浸透によって機種変更後に電話番号を引き継ぐ人が増えており、電話番号の変更が少ない傾向にあります。
また、クラウドやSDカードにデータをバックアップしておけば、新しい端末での引き継ぎも簡単に完了でき、すぐに使い始めることが可能です。加えて、電話番号を共有していない人から連絡が来ないというセキュリティ面での安心要素もあります。
●写真や動画などを送信できる
プラスメッセージでは文字だけでなく、以下の情報も送受信できます。
- 写真や画像
- 動画
- PDFなどのファイル
- 地図情報
- スタンプ
ビジネスにおいても「文字で伝えるのは難しいが、画像や動画で伝えれば一目瞭然」というシーンはよくあることでしょう。
状況に応じて、必要な情報を適切な手段で伝えられることはメリットに挙げられます。
この点は、文字しか送信できないSMSと比較した際に、大きなアドバンテージとなることも見逃せません。
●より多くの文字数を送信可能
プラスメッセージでは、最大で全角2,730字の送信が可能。
これはSMSの最大文字数と比べて、4倍以上の多さです。
原稿用紙なら約8枚分もあり、こみ入った内容の要件も伝えられるボリュームがあります。
このため、電子メールの代わりとして使うことも可能です。
宛先を選んで送信できるため、スペルミスによる誤送信が起こりにくいこともメリット。
スマートフォンで送信するなら、十分な文字数といえるでしょう。
●グループメッセージも使える
プラスメッセージでは、グループメッセージも使えます。
LINEと同じようなやり取りができるため、営業部内など少人数でやり取りを行なう際に便利です。
動画や画像、地図情報などが添付できるため、スムーズな情報共有ができるメリットは見逃せません。
加えて、迅速な判断と顧客への対処にも役立ちます。なおグループメッセージの人数は、最大100名となっています。
●既読・未読の確認も可能
送信したメッセージを読んでもらえたかどうかは、とても気になるもの。既読や未読の確認が可能な点も、SMSにないメリットに挙げられます。ビジネスの現場では、顧客がメッセージを読んだか否かにより対応が変わるケースもあります。
いちいち相手に確認することなく状況を確認でき、適切な対応を打てる点はメリットといえるでしょう。
●月額料金無料でデータ通信量の枠内で送信できる
SMSはモバイル端末から送信する場合、文字数に応じて1通当たり3円~33円のコストがかかります。
一方で、プラスメッセージは、データ通信量の枠内で送信できます。送受信には契約プラン内のデータ通信量(ギガ)を消費するため、プラスメッセージの利用料という形で月額料金が別途発生することはありません。そのため、追加料金なしで使用可能です。送信するたびに料金が追加されないことも、メリットといえるでしょう。
もっとも、以下のようなケースでは月間のデータ通信量が多くなるため、ランニングコストも増える可能性はあります。
- 画像や動画をよく送信する
- 添付ファイルが含まれるメッセージが多い
どちらかに該当する方は、料金プランをチェックしておくとよいでしょう。
プラスメッセージが不便な4つの項目と解決策
プラスメッセージは便利な点が多くありますが、もちろん不便な点もあります。プラスメッセージの不便な4つの項目を取り上げ、課題と解決方法をみていきましょう。
●iPhoneでもすべての端末で使えるとは限らない
プラスメッセージは、すべての端末に対応するわけではありません。iPhoneの場合は、iOS10.0以上が対象です。
また、NTTドコモでは2022年3月中旬以降、iOS13.0未満の端末についてサポートを終了する予定です。
すでにプラスメッセージアプリをインストールした端末では引き続き使えますが、最新版のアプリへアップデートできなくなることにご注意ください。
●プラスメッセージ非対応の通信事業者には送信できない
プラスメッセージは、すべての通信事業者で共通して使えるサービスではありません。
たとえば、楽天モバイルの回線はプラスメッセージに対応していません。
プラスメッセージ非対応の通信事業者と契約している人には、送信できないことに注意が必要です。
●相手もプラスメッセージアプリをインストールしていないと送信できない
プラスメッセージは、双方がプラスメッセージアプリをインストールしていないと送れません。
この点について、「相手が使っている端末の条件」と「アプリをインストールしているかどうか」という観点から、詳しく解説します。
・iPhone・Androidとも対応するOSに条件がある
プラスメッセージは、Android端末のほうにも条件があります。
Android4.4以上では利用可能、4.4未満の端末では使えません。
もっとも、Android4.4は2013年にリリースされたOSです。
よほど古いスマートフォンでなければ、条件をクリアするケースも多いでしょう。
この機会に、一度Androidのバージョンを確認してもらうこともよい方法のひとつです。
・使用にはメッセージアプリのインストールが必須
プラスメッセージに対応するOSであっても、アプリをインストールしていなければ使えません。もっとも、相手がプラスメッセージを使えるかどうかは、送信前にチェック可能です。
アプリの連絡先を見ると、プラスメッセージのアイコンがある人とない人がいます。アイコンが表示されている人はアプリのインストールが済んでいるため、プラスメッセージを使ってコミュニケーションを取れます。
もし、アイコンが表示されていない場合には、プラスメッセージアプリのインストールを促すというのもスムーズなコミュニケーションを取る方法のひとつです。
●継続的に使っていないと利用停止になる場合がある
プラスメッセージは、継続的に使っていないと利用停止になる場合があります。NTTドコモの場合、プラスメッセージを利用しない期間が120日間継続すると、アプリは利用停止となってしまいます。
アプリの起動で利用再開できますが、利用停止されている間はメッセージを受信しないことに注意が必要です。プラスメッセージを使っていなくても定期的にアプリを起動しなければならないことに、面倒くささを感じるかもしれません。
プラスメッセージの初期設定の方法と使い方
プラスメッセージには、テキストメッセージ機能だけでなく、グループチャットやスタンプ機能など多彩な機能が用意されています。ここからは、プラスメッセージの初期設定方法と使い方について詳しく解説します。
●初期設定の方法
プラスメッセージを使い始める際には、初期設定が必要です。ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアと、MVNOとでは手順が多少違います。スムーズにプラスメッセージを使い始めるためにぜひお役立てください。
・ドコモ・au・ソフトバンクの場合
ドコモ・au・ソフトバンクの端末でのプラスメッセージ初期設定は、以下の手順で行います。
【ドコモユーザーの場合】
- ホーム画面またはアプリ一覧の「+メッセージ」をタップする
- 説明が表示されるので2回「次へ」をタップする
- 利用条件等を確認し「すべて同意をする」をタップする
- プロフィール(任意)を入力して完了
初回起動時の回線認証には、spモード(スマホユーザー向けプロバイダサービス)接続を使用する必要があるので注意が必要です。初回認証後は、Wi-Fi接続でプラスメッセージが利用できます。
【auユーザーの場合】
- アクセス権限の確認画面で「許可」をタップする
- 電話番号を入力して「次へ」をタップする
- 利用規約が表示されたら「すべて同意する」をタップする
- プロフィール(任意)を入力して「OK」で完了
【ソフトバンクユーザーの場合】
・iPhone/iPad
- 「+メッセージ」アプリを起動し「次へ」をタップ
- 連絡先へのアクセスと通知に対して該当する方をタップし設定完了まで待つ
- 利用規約を確認し「同意する」をタップ
- 右から左へスライドして進むか「スキップ」で次のページへ進む
- プロフィール(任意)を入力し「OK」で完了
・Android
- 「+メッセージ」アプリを起動し「次へ」をタップ
- 設定したいアプリケーションにチェックを入れ「デフォルトに設定」をタップする
- 連絡先へのアクセスや通知など該当する方をタップして進む
- 利用規約を確認し「同意する」をタップする
- 右から左へスライドして進むか「スキップ」で次のページへ進む
- プロフィール(任意)を入力し「OK」で完了
・MVNOの場合
MVNOでのプラスメッセージの初期設定には、電話番号とSMS認証(ワンタイムパスワード)を使用します。また、この段階ではWi-Fi設定をオフにする必要があります。
- Android端末は「Google Playストア」からdocomoのロゴが付いたプラスメッセージアプリを、iPhoneは「Apple Store」からプラスメッセージアプリをインストールする
- アプリの連携やシステム設定変更について該当するボタンをタップして進む
- 電話番号を入力して「次へ」をタップする
- SMSに届いた認証番号を入力し「次へ」をタップする
- 利用条件を確認し「すべて同意する」をタップする
- プロフィール(任意)を入力して完了
●メッセージの送信方法
プラスメッセージアプリでメッセージを送信する方法を解説します。iPhoneとAndroidいずれもほぼ同じ手順で実行可能です。
- ホーム画面でプラスメッセージアプリをタップする
- 画面上にある「+」をタップして「新しいメッセージ」を選択する
- 送信する宛先をタップする
- メッセージ入力欄をタップして入力し、三角のマークをタップすると送信完了
連絡先に登録していない電話番号にメッセージを送る場合は、宛先を選ぶ画面で名前や電話番号を直接入力し、メッセージを作成、送信します。
●スタンプの利用方法
プラスメッセージでは、LINEのようなスタンプを送受信できます。スタンプのダウンロード方法と送信方法は、以下の通りです。
【スタンプのダウンロード手順】
- メッセージ画面で顔マークをタップする
- 顔に「+」が付いたマークをタップしてスタンプストアを開く
- 使いたいスタンプを選択し、「ダウンロード」をタップして完了
【スタンプの送信方法】
- メッセージ画面で顔マークをタップする
- 画面下の一覧から送信したいスタンプの種類を選び、送りたいスタンプをタップする
- プレビューが表示されたら三角マークで送信するか、プレビューをタップして送信完了
なお、送信したい相手がプラスメッセージを利用している場合のみスタンプが送信可能です。連絡先一覧を開いた際に右側にプラスメッセージマークが表示された宛先は、プラスメッセージを使っていることを意味し、スタンプが使えます。
●グループメッセージの利用方法
プラスメッセージでは、利用者同士のグループメッセージ機能が利用できます。複数人でメッセージや写真、スタンプなどを共有したい場合に便利です。
- プラスメッセージアプリを開き、画面上の「+」をタップする
- 「新しいグループメッセージ」を選択する
- グループ参加メンバーをすべて選ぶ
- グループ名やグループ画像を設定して「完了」をタップする
- メッセージを入力し、送信する
●友達をプラスメッセージに招待する方法
プラスメッセージをまだ利用していない友達を招待することも可能です。やり方は以下の通りです。
- プラスメッセージアプリの「連絡先」メニューをタップする
- 画面右側にアイコンがない連絡先を選ぶ
- 「+メッセージに招待する」と表示されるので「OK」を選択する
- 相手に招待メッセージが送信される
受け取った相手が招待メッセージからプラスメッセージに登録すれば、やり取りができるようになります。
●公式アカウントとやりとりをおこなう方法
プラスメッセージでは、企業やブランドの公式アカウントとやり取りが可能です。公式アカウントを検索する方法としては、プラスメッセージアプリ内「公式アカウント」メニューから、企業名やカテゴリ検索の他、QRボタンで追加する方法があります。
お知らせメッセージの受信や商品・サービスの比較・検索など、各アカウントでさまざまな機能が用意されています。電話やWebフォームで行っていたお問い合わせや手続きなども、アプリ内でできる場合があります。
ビジネスで使うならどの端末でも届くSMSをおすすめ
プラスメッセージは便利ですが、送る前に相手が受け取れるかどうかチェックしなければならない点はデメリット。いちいち確認する手間が増えるぶん、コスト増の要因となります。
ビジネスで使う場合はプラスメッセージよりも、SMSをおすすめします。その理由を3つに分けて、順に確認していきましょう。
●不特定多数への送信にSMSがおすすめの理由
不特定多数の人に送る場合、SMSは以下の理由で向いています。
- サブブランドやMVNOを含め、全キャリアで共通。キャリアを問わず送信可能
- スマートフォンの標準機能なので、機種を選ばずに届く。古いスマートフォンでも受信可能
送信先が携帯の番号なら、例外なく送れます。
送信前に「この顧客の機種は何だろうか」などと考慮する手間を省けることは、大きなメリットといえるでしょう。
●リンクを載せることで画像や動画も見てもらえる
SMSは、文字しか送信できません。これはプラスメッセージよりも劣るように見えますが、工夫次第でメリットに変えられます。
Webページに画像や動画を掲載し、SMSにリンクを載せればよいのです。
プラスメッセージで送信した画像や動画は、相手に届くと更新・修正できません。加えて、送信可能なサイズも、100MBまでの上限があります。
一方で、Webページに掲載した場合はいつでも情報を差し替えでき、最新の情報を提供できます。リンクを押してもらう方法を選ぶことで、プラスメッセージの制約を気にせず、多種多様な画像や動画を見てもらえることは大きなメリットに挙げられます。
●送信先が多い場合は「絶対リーチ!SMS」の利用で安心・確実
送信先が多い場合、スマホでの送信はおすすめできません。代わりに、SMS送信サービスの活用が安心です。
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iPhoneでプラスメッセージを使うなら適材適所での活用を
プラスメッセージは便利ですが、万能ではありません。ビジネスで使う場合は部内での連絡など、参加者が限られる場合のやり取りに向いています。
相手の端末やキャリアなどを確認でき、プラスメッセージの利用可否を事前にチェックできるためです。
一方で、不特定多数を対象とする場合、プラスメッセージは不向きです。この場合は、どのモバイル端末にも対応するSMSが適しているでしょう。なかでも、「絶対リーチ!SMS」は送信先が多い場合でも、安全に送信できるためおすすめの配信サービスです。SMSを売上アップに活用したい場合は、ぜひご検討ください。
まとめ
プラスメッセージは、電話番号を使ってやり取りできるコミュニケーションサービスです。SMSよりも長文のテキストメッセージの送受信が可能で、画像やスタンプの送受信やグループメッセージなど幅広い機能が利用できます。ただ、アプリのインストールや初期設定が必要で、相手が利用しているかどうかで使える内容が変わる点はデメリットといえます。
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