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二段階認証の使い方とメリット、デメリットは? 概要とあわせてくわしく解説!

最近、耳にすることの多くなった「二段階認証」という言葉。
その意味を、正確にご存知でしょうか?

インターネットやスマートフォンの普及で、情報の取得やネットショッピングなどの利便性が向上した一方、個人情報漏洩やフィッシング詐欺などの犯罪が大きな社会問題となっています。

そうした中、二段階認証は、従来の「IDとパスワード入力」でのセキュリティ対策をより強力にするために開発されました。
また、WEBを活用したマーケティングや宣伝でも、顧客の個人情報漏洩を起こさない最新手法として注目されています。

本記事では二段階認証の概要、メリットとデメリットを解説していきます。

【従来のユーザー認証の仕組みとその課題】

●ユーザーIDと固定パスワードによる認証が主流

ユーザーID(またはメールアドレス)+自分で設定したパスワードによる認証が、ネット社会における従来のスタンダードでした。

自分だけが知っているキーワードや数字をパスワードにするため、覚えやすく忘れにくいというメリットがあるため、多くのWEBサイトやEコマースサイトで浸透しています。

●パスワードの脆弱性による犯罪や詐欺の増加

しかし、この従来の方式には、一度設定したパスワードをあとで変える人はあまりいない、というネックがあります。
そのため、何かのきっかけでパスワードが第三者に知られてしまい、不正ログインされてしまう問題などが起こっていました。

【強固なセキュリティ対策「二段階認証方式」の登場】

前述したように、固定されたユーザーIDとパスワードでは、情報が盗難にあったり流出した場合に不正ログインの防止が出来ません。
そこで近年、採用されるようになったのが「二段階認証」。
名前のとおり、二段階で認証を行なうことで、より安全性を高める方式です。

その特徴を見ていきましょう。

●ログイン操作が行われた瞬間に自動通知される

一般的な二段階認証方式では、自分がログインする端末(PCやスマホ)から固定パスワードでログインを試みると、「ワンタイムパスワード」と呼ばれる一度しかログインに使えないパスワードが届きます。

ワンタイムパスワードは、任意の電話番号へのSMS(ショートメッセージ)や、自分が保有する別のEメールアドレスを指定することで、自分だけに送られます。

つまり、不正なログインが第三者によって行なわれようとした場合、リアルタイムで通知を受けるため、不正ログインにすぐに気づくことができます。

●Googleのアカウント二段階認証システムの説明と画面例

例として、検索サイトGoogleのアカウントで二段階認証を利用するための手順を見ていきましょう。

Googleのトップ画面で「Googleアカウント」と検索するか、右上のメニュー一覧表示ボタン(四角い点の塊)をクリックすると、「Googleアカウント」を選択できます。

二段階認証が未設定の場合は、こちらで「二段階認証プロセス」がオフになってます。
※上の画像では設定済みのため、オンになっています。

以下のようなトップ画面に来たら、右上の「使ってみる」ボタンを押します。

次に、二段階認証をオンにする変更を加えますが、まず本人確認として従来の方法でのログインが求められます。

パスワードを入力してログインすると、ログインしているスマートフォンすべてにGoogleから二段階認証の設定案内メールが送られます。
※送られるアドレスはログイン時に使っているGmailアドレスです。

次に、利用しているスマホでの確認方法を選択します。

  • SMS(ショートメッセージやテキストメッセージと呼ばれる事もあります)
  • 音声通話

のいずれかを選択します。
これで、二段階認証の設定が完了です。

ただし、最後に、二段階認証が行なえなくなった時のためのバックアップ設定をしましょう。
たとえば、スマートフォンを紛失してしまったなどで、二段階認証用のSMSや音声通話を受け取れなくなった時に、ここで登録した別の電話番号で復元することができるようになります。

これで設定はすべて完了です。
最後に、二段階認証を有効にするかの確認が再度、あります。
ここで「有効にする」を押すと設定が有効になり、それ以降は二段階認証を常に行なってくれるようになります。

【二段階認証のメリットは?】

あらためて、二段階認証のメリットを説明していきます。

●IDとパスワードを盗まれてもログインを防止できる

情報セキュリティの意識は世の中で高まりつつはありますが、まだまだ管理の甘い部分も見えます。

二段階認証にしておけば、もしIDとパスワードを盗まれてしまっても、「なりすまし」や悪用を避けられる可能性があります。

とくに、WEBショッピングサイトなどの商取引が行なわれるサービスで二段階認証が使える場合は、利用することを強くお勧めします。

●すべてのログインがリアルタイムで通知される

二段階認証は名前のとおり二段階目の作業を必要とするため、利用時にかならず、対象者の指定したメールアドレスやSMS(ショートメッセージ)に、ほぼリアルタイムで通知が来ます。

この段階で、心当たりのないアクセス通知が来た場合は要警戒。
ただちに現状確認とサイト運営者への連絡を行なえば、被害を防ぐことができます。

【二段階認証のデメリットは?】

●二段階認証開始の事前手続きが必要

Googlアカウントによる二段階認証の手順を説明しましたが、専門的な知識はほとんど不要なものの、慣れていないとそれなりに時間がかかります。手続きにかかる手間はデメリットにあげられるでしょう。

●ログイン連絡が来る端末が使えない場合にログインできない

スマホが圏外の時や、紛失または破損してしまった場合は、二段階認証のための通知が受け取れません。

スマホが使えない場合でも、二段階認証を承認する別の方法がバックアップで用意されていることが多いので、かならず設定しておきましょう。

●ログインの時間が余分にかかる

ログインする時に、承認作業の入力を2回しないとならないため、固定パスワードより少し時間がかかります。

デメリットを3つ紹介しましたが、いずれも設定や操作で少し作業が増えるだけのことでした。
これらは、安心してネットを利用するための必須作業であり、安全には代えられません。
今後は常識となっていくであろう認証方式のため、いまのうちから慣れていきましょう。

【サイバーセキュリティ対策は顧客獲得のための最重要事項】

●サイバー攻撃によるトラブルは不祥事として企業に打撃を与える

企業の不祥事ニュースなどを見ていると、近年、ハッカーによるサイバー攻撃での情報漏洩や、ITシステムの稼働停止などがよく報道されています。
こうしたトラブルは、取締役クラスや経営者の引責辞任に繋がるほどの重大な事態を招きます。

個人情報保護の強化や、サイバーセキュリティ対策が十分でない企業は、不発弾を抱えているようなもの。
ハッキングの手段とサイバーセキュリティ対策はいたちごっこで、日々、技術が進歩しています。
不測の事態を防ぐためにも、自社のサイバーセキュリティ対策の水準を調査してみましょう。

●SMS送信サービスやメルマガ配信時はとくに注意が必要

詐欺専用のWEBサイトに誘導して情報をだまし取る、フィッシング詐欺と呼ばれる犯罪が近年、増加しています。
まるで企業からのメルマガや案内のような体裁で、ユーザーを誘導して詐欺行為をしかけるのです。

こうした犯罪に自社の名前を利用されれば、イメージ悪化につながります。
また、自社の発信するメルマガやSMSがフィッシング詐欺と誤解されてしまっては、信用を落としてしまうでしょう。

そのため、自社の発信するコンテンツへの誘導、とくにWEBショッピングや金融関連のサイトに関しては、二段階認証の導入は必須レベルになってきています。
また、コンテンツ内に詐欺行為への注意喚起を含めることで、自社に関連するフィッシング詐欺等を撲滅していきましょう。

●素早く立ち上げるならSMS送信サービス事業者による二段階認証ソリューションが便利

二段階認証の採用によってセキュリティ対策が向上することはご理解いただけたでしょうか。
では、いざ自社システムに導入する場合には、どのような手順を踏むのでしょうか?

二段階認証には、一般的なITシステム導入に求められる技術領域と異なり、専門的なスキルが必要になります。
自社へ導入する場合は、ソリューション提供業者への委託を前提として検討することをお勧めします。

下記リンクで、二段階認証の良くある落とし穴や注意点などのノウハウをベースに、簡単に導入できるソリューションを提供しています。
見やすく明快な説明がされていますので、ぜひご覧ください。

「絶対リーチ!SMS」(AI CROSS株式会社)
二段階認証ソリューションご案内ページ

https://aicross.co.jp/zettai-reach/lp-secure-sms/

【DXの本格化に向けてユーザー認証対策を検証し増強しよう】

悪意のある第三者によるハッキングなどのネット犯罪が急増する中、二段階認証というユーザーログインに関する強固なセキュリティ技術が採用され始めました。

企業が宣伝や販売促進活動をするうえで、顧客の安心感につながるサイバーセキュリティ対策が取られている企業への信頼は高まり、顧客定着化につながります。

二段階認証に関する技術ノウハウが自社になくても、弊社AI CROSSでは二段階認証構築のソリューションを提供しています。
二段階認証の導入を考えられる際はぜひ、導入実績4,000社の弊社サービスもご検討ください。

絶対リーチ