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2024.8.16

AICROSS、ヴェリタス・インベストメントにおけるAI予測分析サービス「Deep Predictor」による架電業務効率化を目的とした実証実験を実施

AI CROSS株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:原田 典子、以下「AI CROSS」)は、株式会社ヴェリタス・インベストメント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:川田 秀樹、以下「ヴェリタス・インベストメント」)において、AI予測分析サービス「Deep Predictor」を用いた架電業務の効率化を目的とした実証実験を実施しました。これにより、不動産業界におけるアウトバウンドコールの業務負担を大幅に軽減する可能性を示しました。

■本実証実験の背景

近年、企業における電話による営業業務は、多大な労力と時間を要する一方で、その効果が必ずしも高くないことが多く、効率的な業務運営の妨げとなっています。特に不動産業界では、膨大な顧客リストに対する電話による営業活動が日常的に行われており、その負担は無視できないものとなっています。このような背景から、AIを用いた営業効率の改善が求められています。

ヴェリタス・インベストメントにおいても、数千件に及ぶ既存顧客を追客するために、多大な電話による営業活動が必要でした。この業務の負担は、営業チームにとって大きな課題となっていました。

■対策と実施

そこでAICROSSが提供するAI予測分析サービス「Deep Predictor」を用いて、顧客リストに対する過去の架電履歴をAIに学習させることで、次の架電で電話に出る確率が高い顧客をランキング付けし、架電の優先度を明確にする取り組みを行いました。

AIが事前に、電話に出る確率が高い顧客、電話しても出る確率が低い顧客を予測することで、架電の無駄をなくし、効率的に顧客にアプローチを行うことが狙いです。

■実証実験の概要と結果

実験内容保有している顧客リストを対象に、従来の方法で基準なく選ばれた架電リストと、AIが電話に出る確率が高いと予測しランキング付した架電リストの2つのリストを作成。各リストに対してABテスト形式で実際に架電を行い、AI導入の効果を測定(約500件の顧客リストに架電)
実験期間2024年6月〜7月
実証項目電話応答率の変化
結果従来の架電リストの電話応答率が7.1%に対し、AIがランキング付けした架電リストでは29.8%まで改善し、約4.2倍の効果を確認

■今後の展望

今回の取り組みにより、AIを用いて既存顧客リストから電話に出る確率の高い人を特定できることが確認されました。今後はメッセージングサービスと組み合わせ、AIによるデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速と架電業務の最適化を図ります。

■株式会社ヴェリタス・インベストメントについて
投資用デザイナーズマンションの販売を軸として、不動産ディベロップメント事業を展開する会社です。
用地仕入れ、開発、販売、管理まで総合的に手掛け、「立地・デザイン・設備仕様」に拘ったハイセンスな物件開発が特長です。

【会社概要】

会社名: 株式会社ヴェリタス・インベストメント
代表者:代表取締役社長 川田 秀樹
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ ウェスト19F
主な事業内容: 不動産の売買、賃貸借、管理及び仲介、都市開発に関する企画、調査、設計、土地建物の有効活用に関する企画、調査、設計 ほか
設立:2008年3月

URL:https://www.veritas-investment.jp/

■ノーコードAI予測分析サービス「Deep Predictor(ディープ・プレディクター)」について

Deep Predictorは、従来データ・サイエンティストが行っていたAI分析を、直感的なユーザーインターフェースで誰でも簡単に実行できるノーコードAI予測分析ツールです。高精度な予測分析や最適な施策、その効果や根拠を得ることで、マーケティング、営業、顧客サポート、生産管理など多くの分野で効率的に活用できます。
https://aicross.co.jp/deep-predictor