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AI CROSS、不動産事業アスコットへの生成AI伴走支援で資料作成業務を85%削減

〜参加15名は活用の第二フェーズへ、「今ではAIなしでの業務には戻れない」〜

AI CROSS株式会社(東京都港区、代表取締役CEO:原田典子、以下「AI CROSS」)は、不動産事業を展開する株式会社アスコット(東京都渋谷区、代表取締役会長:中林毅、以下「アスコット」)向けに実施してきた生成AI伴走支援について、支援終了後のアンケート結果と、〔2026年7月13日〕に開催された成果発表会の内容をあわせてお知らせします。経営判断に関わる資料作成を担当する社員は、従来5日間(40時間)を要していた業務をAI活用により6時間まで短縮するなど、具体的な業務改善が生まれています。この成果を受け、アスコットは生成AIの全社展開を決定し、伴走支援に参加した15名が中心となって活用は第二フェーズへ移行する予定です。

本リリースのポイント

  • 資料作成業務を約85%削減(従来5日間→6時間)
  • 経営判断用ダッシュボードの内製化など、具体的な業務改善が波及
  • 参加者アンケートで92.3%が「期待以上の成果」と回答、満足度は平均4.7点(5点満点)
  • 成果を受け、アスコットは生成AIの全社展開を決定。参加者15名が社内エバンジェリストとして活動へ

背景

AI CROSSは2026年4月、アスコットに対する生成AI伴走支援の開始を発表しています。(※1)

今回の全12回にわたる週次相談会は、その生成AI伴走支援の中心となるプログラムとして実施されたものです。支援終了にあたり実施したアンケートに加え、2026年7月13日に開催された成果発表会の内容もあわせて、成果を確認いたしました。

※1:関連プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000264.000021834.html

生成AI伴走支援の概要

  • 対象:株式会社アスコット(アスコット・キャピタル株式会社を含むグループ会社)「AI活用アドホックチーム」15名
  • 実施形式:週次相談会(1時間×全12回)
  • 実施期間:2026年4月9日〜7月10日
  • アンケート回答数:13件(経営層2名/部長クラス1名/一般社員9名/その他1名)
  • 主に活用した機能:Claude Cowork、Claude Artifacts、Claude Skillsを中心に活用

象徴的な活用事例:資料作成業務を85%削減

伴走支援を通じた活用事例の一つが、経営判断に関わる資料作成を担当する社員による、開発中および所有案件の進捗管理レビュー資料のダッシュボード化です。これまでExcel等を用いて手作業で更新していた案件一覧に対し、生成AI「Claude」のArtifacts機能を活用してWeb上のダッシュボードを構築。各項目の集計を自動的に可視化し、個別案件(ミクロ)と全体傾向(マクロ)の両方の視点から経営判断に活用できる形に再構築しました。これにより、資料作成・進捗更新にかかる時間は、従来の5日間(40時間)から6時間へと、約85%短縮されました。

「経営層直結の数字を扱う自分の業務にAIを導入するのは若干の不安と抵抗がありましたが、結果的には業務時間の大幅な削減ができ、自分が手作業でやっていたときの数字の間違いをAIが見つけてしまうなど、現在はAIなしで業務していた数か月前には戻れないほど定着しています。『どの業務ならAIに任せられるか?』という当初の視点が、AIの使い方を学んだ今は『まさかこの業務も効率化してくれるかな?』といった期待に変わっています」(アスコット社員、アンケートより抜粋)


その他の活用シーン・業務改善の声

このほか、参加者からは部門・役職を問わず、多様な業務改善の声が寄せられています。

  • 投資意思決定に関わる100種類以上の資料について、自動チェックの仕組み(スキル)を構築し、社内展開
  • 100ページ超に及ぶ新旧の工事費見積を自動で突き合わせ、変更箇所や金額の増減を一括検出
  • 用地仕入れ時のボリュームチェック(建築可能規模の一次検証)を、測量図PDFのCAD変換や建築基準法ロジックのプログラム化により、従来の2〜3日から10分以内に短縮
  • 書式がばらばらな請求書・決算書をAIで構造化し、集計・転記・チェックを自動化
  • 開発物件のリスク情報を手軽に報告・自動共有できる仕組みを整備し、報告漏れを低減

「今まで散在していた議事録や質問集を1か所にまとめられたことで、情報のキャッチアップに役立ちました。AIを使ってほかの部署の担当者と連携することで、会社の業務の全体像をつかむきっかけにもなりました」(アスコット社員、アンケートより抜粋)

複数の参加者からは、残業時間の減少を実感したとの声も寄せられ、月間30時間程度あった残業がほぼ解消されたとの報告もありました。

アンケート結果サマリー

  • 総合満足度:平均4.7点(5点満点)。5点9名(69.2%)、4点4名(30.8%)
  • 期待との比較:92.3%(12名)が「期待を上回った」以上と回答(「期待を大きく上回った」46.2%、「期待を上回った」46.2%、「期待通りだった」7.7%)
  • 知識レベルの変化:受講前は「全く知識がない」との回答が5名を含む初学者中心の分布でしたが、受講後は全員が「実際に業務で活用・検証している」と回答しました
  • 削減時間:週合計で約32.5〜50.5時間超(月換算約130〜202時間超、年間換算では参加者13名で約1,560〜2,420時間超に相当すると推計されます)
  • 運営品質:コンサルタントの説明は92.3%が「分かりやすい」以上、進め方のペースは全員が「ちょうど良かった」と回答しました

※年間・月間換算は、祝日・夏季休暇・年末年始休暇等を考慮した年間稼働週数を48週(月あたり4週)と設定し、アンケート回答者13名の週合計削減時間(約32.5〜50.5時間超)を基に試算したものです。

また、全12回の相談会に寄せられた質問(実質問85件)を分析したところ、初期(4〜5月)は基本操作やエラー対応に関する質問が中心だったのに対し、後半(6〜7月)にかけては業務適用・スキル化・自動化に関する質問の割合が高まり、組織としてのAI活用リテラシーが着実に向上したことがうかがえます。

株式会社アスコット 代表取締役会長 中林毅氏のコメント

「昨年末、AI CROSSの原田代表から『AIが驚くほど進化している』とのアドバイスをいただき、私自身で実際に「Claude」に触れてみたことがすべての始まりでした。その圧倒的なパワーに驚愕し、自社でいかにAIを導入・活用していくべきか、本格的に模索し始めました。

AIは『個々の業務によって異なる多様なニーズに柔軟に対応できること』、そして『活用すればすぐに効果を実感できること』が特徴です。そこで、システム部門主導ではなく、まずは興味を持って自主的に取り組みたいという熱意ある社員を募り、AI導入に向けた『アドホックチーム』を立ち上げました。

全12回にわたるコンサルティングセッションは非常に高密度でした。コンサルタントの方には、メンバーからの実務的な質問に対し、毎回のセッションで疑問やボトルネックを解消する的確なソリューションを提示していただきました。

その結果、メンバー全員が、日常業務の効率化や高度なデータ分析・情報抽出に直結する具体的な成果物を、例外なく作成できるようになりました。これにより、削減された工数・時間が可視化され、投資対効果(ROI)を実感することができたのは大きな収穫です。

ROIが明確になったことから、全社導入のフェーズに移行することにしました。今後、このアドホックチームのメンバーが『エバンジェリスト(伝道師)』となり、ITリテラシーに不安のある社員にも伴走しながら、全社的な浸透を促進します。さらにその先のフェーズでは、RAG(※2)の構築などシステム部門も参加し、全社一体となってAIをフル活用していくビジョンを描いています」

AI CROSS AIエバンジェリスト 菊川のコメント

「4月の支援開始時に、『AI格差は、そのまま経営格差になる』と申し上げました。アスコット様とのアドバイザリーは、まさにこの仮説を実務で検証する3ヶ月半となり、5日かかっていた資料作成は6時間に、チーム全体では年間1,560時間を超える時間創出につながりました。『AIの使い方を学ぶチーム』が『AIを前提に業務を設計し直すチーム』に変わった――これは私の印象ではなく、85件の質問記録に残った事実です。ここから先は、15名のエバンジェリストが牽引する第二フェーズ。全社一体でAIをフル活用し、事業を拡大させていく景色を見るのが、今から楽しみです」

今後の展開

AI CROSSは、業種・企業規模を問わず、経営層から現場社員まで組織全体での生成AI活用を後押しする伴走支援を今後も展開してまいります。代表取締役CEOの原田は「今回のアスコット様の成果は、業種や職種を問わず、現場が主役となって生成AIを定着させ、経営が実感できるROIに到達できることを示しました。これは他業界・他企業にも展開できる、再現性のあるモデルケースです。この型を横展開し、日本企業全体の生産性向上に貢献してまいります」とコメントしています。アスコットの全社展開・第二フェーズについても、継続的な活用支援を検討してまいります。

【AI CROSS株式会社 会社概要】 

会社名:AI CROSS株式会社(証券コード:4476)

代表者:代表取締役CEO 原田 典子

所在地:東京都港区虎ノ門四丁目3番1号 城山トラストタワー 20F

設立:2015年3月

事業内容:「Smart Work, Smart Life」を理念に、SMS/RCS配信やAI予測分析、生成AI導入支援などのテクノロジーを通じて、企業の業務効率化と生産性向上を支援する企業で、2019年に東証グロース市場へ上場しています。

【株式会社アスコット 会社概要】

会社名:株式会社アスコット

所在地:東京都渋谷区神宮前3-1-30 Daiwa青山ビル5F

代表者:代表取締役会長 中林 毅

設立:1999年4月

事業内容:東京都心を中心とした分譲・賃貸マンション、オフィス、物流施設等の開発やアセットマネジメント事業を展開する総合不動産サービスプロバイダー。グッドデザイン賞を通算20件以上受賞。2025年に大東建託株式会社の完全子会社となり、東京証券取引所スタンダード市場の上場を廃止しています。

URLhttps://ascotcorp.co.jp/

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